突然ですが、「手捏ねハンバーグ」と聞いて何か思うことはありますか?
これはとあるファミリーレストランののぼりにあったキャッチコピーです。手捏ねと聞いて、私は何となくおいしそうなハンバーグをイメージしました。でも、よく考えると手捏ねって普通のことですよね。確かに、チェーンのファミレスなので、実際は手捏ねで作るというのは珍しいことなのかも知れません。しかし、一般的にはハンバーグは手捏ねで作るというのが常識です。
普通だしあたり前のことですが、あえてアピールするとなんだかいいイメージになるということは世の中に割とたくさんあります。
また、業界ではあたり前のことでも、顧客にとっては新しい情報である可能性もあります。他の事務所があたり前として発信していない情報をあえて伝えることで、他事務所と差別化することも可能でしょう。
例えば、提出された資料をきれいにファイリングして返却することや、お客さまからの連絡にこまめに対応することなどです。
士業の先生方は仕事に厳しいので、「そんなことで」と思われる方も多くいらっしゃいますが、そうした情報こそお客さまが求めている可能性があります。とはいえ、自分でアピールすべきところを見つけるのは難しいものです。お客さまにアンケートやヒアリングで聞いたり、全くの第三者に相談したりすると見つけやすいでしょう。
あたり前だと思っていたことを見直して、事務所のアピールポイントにしてみませんか?