マーケティングファネルとは、始めは無料サービスなどで広く関心を集め、次に関心をもった人にサンプルやお試しをしてもらい、さらに興味を持った人に本商品を購入してもらうプロセスをさします。
ファネルとは漏斗のことです。漏斗とは、口の狭い容器に液体などを入れるために使う道具で、間口は広く出口に向かって狭くなっていく構造になっています。この漏斗の構造をマーケティングに当てはめたのが、マーケティングファネルです。
マーケティングファネルのかたちは、できるだけ台形に近い方が好ましいでしょう。出口である本商品を購入してくれる人が、多いに越したことはありませんから。
ファネルの段階はビジネスによってさまざまです。士業の場合、無料セミナー→契約という2段階のことが多いかもしれません。場合によっては個別相談などを挟むので、2~3段階となります。もし、無料セミナーから契約に移行する率が少な過ぎるのなら、無料セミナーと契約の間に何か施策を増やしてみましょう。個別相談でもいいですし、フォローメールの登録でもいいかもしれません。とにかく、契約するのは躊躇するけれど、少し気になるという「関心層」を繋ぎとめる必要があります。
セミナーを実施しても顧客になかなか繋がらないという士業事務所の方は、もう1段階ステップを増やせないか検討してみてください。