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士業とオンラインサロン

士業のみなさんは顧客外からの「ちょっと教えて」という問い合わせにモヤモヤしていませんか?税理士事務所勤務時代、そうした問い合わせが月に数件ありました。そこから顧問に繋がる例もあるので、基本的には丁寧に対応するのですが、中には非常識な方もいて何度も電話してくるなど、対応に苦悩することも少なくありません。

そうした「ちょっと教えて」の対策として、オンラインサロンが有効かも。と最近思いましたので、ご提案します。月額数千円のサブスクでオンラインサロンを運営し、サロン会員からの質問にチャットなどで答えるというものです。士業の種類によっては難しいと思いますが、私が知っている例では税理士さんで運営している方がいらっしゃいます。Facebookの非公開グループで運営していて、質問はチャットで行い、適宜オーナーである税理士から回答があるという感じです。チャット内容はグループ内でオープンになるため、秘匿情報や個人情報などは記載できません。回答も同様にグループ内全員が見られます。

心配なのは、どのくらい質問がくるのか……だと思います。1日に何件もきては対応が大変ですよね。ですが、あまり心配はいりません。恐らく、質問は1か月に数件~数十件くらいの頻度でしょう。ただし、質問はオープンな場で行われることが必要です。オープンな場で会員全員に見られるということが、質問者側にもいいプレッシャーになり、非常識に質問を連投してくる行為を抑制できます。

「ちょっと教えて」という問い合わせがきたときには、「オンラインサロンを運営しているので、そちらに登録してください」ということもできます。初回1か月無料などにしておけば、問い合わせ者の不満も少なくなるでしょう。

オンラインサロンや会員サイトの実施事務所はじわじわ増えています。相談者も、電話や対面よりチャットといったテキストの方がいいという方も多いので、今後はそうしたサービスがあたり前になるかも知れません。Facebookなどを利用すれば開始コストも抑えられるので、始めやすいですね。

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この記事を書いた人

士業の集客や広報活動の支援を行う。
税理士法人での8年間の勤務で、強みや個性をもちながら、それをアピールできずにいる士業の方々が多いと実感。そんな士業の皆さまのお役に立ちたいと思っています。

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