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士業の仕事はわかりづらい

街で見る士業事務所の看板は、○○税理士事務所や○○司法書士事務所といった士業名の看板がほとんどです。ですが、一般の方は各士業がどういったことができるのか詳しく理解していません。私の友人も、会社の登記は税理士さんがしてくれたと言っていました。

士業は他士業と連携することも多いため、必ずしも業務範囲を明確にしなければいけないとは思いません。ただ、何ができるのかをもう少し具体的に表現してくれたらいいのにな……と思います。例えば相続。相続専門税理士や、相続相談センターといった相続を冠にしている事務所が増えました。顧客側からすると、相続について相談できる場所ということがわかりやすいのでとても助かります。これと同じように、飲食店開業や会社設立など何ができるのかを明確にしておくと依頼側も安心して相談できるでしょう。

また、士業は価格がわからないので依頼しにくいという声もよく聞きます。ある税理士法人では、ホームページで目安の金額を開示したところ依頼が増えたそうです。明確に料金を開示できない場合には、依頼ケースとして目安金額をホームページなどに載せるという方法もおすすめします。

もしこれから事務所に看板などを設置する予定があったら、何ができるのかを明示することも検討してみてください。

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この記事を書いた人

士業の集客や広報活動の支援を行う。
税理士法人での8年間の勤務で、強みや個性をもちながら、それをアピールできずにいる士業の方々が多いと実感。そんな士業の皆さまのお役に立ちたいと思っています。

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