やらなくちゃと思いながら、取り組めていなかったのが、工数管理です。ライター業では、1記事作成するのにキーワード選定・リサーチ・構成作成・執筆・推敲といった工程があります。
見積りを作成する際には、その依頼に対してどのくらいの工数がかかるかで料金を考えるわけですが、これまではざっくりでした。実績が少ないうちは、経験のために費用は度外視で安く案件を受ける必要があったためです。しかし、ライターも2年続けてある程度実績が積みあがってきたいま、そろそろどんぶり勘定は止めなくてはいけません。
そこで、工数管理を行ういい方法はないかとここ数日模索していました。理想としては、手間なく・自動で・細かい工数管理ができることです。今回、これでしばらくやってみようというツールに出会ったので、ご紹介します。
ツール名は「Time Crowd」です。Google Clomeの拡張機能としても使えます。
私が工数管理ツールを検討する際の条件としたのは、次の4つです。
・Google カレンダーと連携できること
・案件ごとに細かい工数設定ができること
・利用料が安いこと
・操作がわかりやすいこと
最も重視したのは、Googleカレンダーとの連携です。私は予定の管理をGoogleカレンダーで行っているので、予定をそのまま工数管理に入れられたら手間が少ないなと思いました。例えば、A社とミーティングという予定があったら、そのままA社の工数にカウントされるというようにです。
そこで最初に検討したのはGoogle Workspaceでした。Google Workspaceには、Googleカレンダーを工数管理に使える機能があります。Google Workspaceは私のような個人事業主でも利用可能です。簡単な設定でGoogleカレンダーをそのまま工数管理に使えるなんて、理想的!と思ったのですが、案件ごとの管理ができず断念。数名でGoogle Workspaceを利用する場合には使えるみたいなので、個人利用ではない方にはおすすめです。
次に出会ったのが「Time Crowd」です。Time Crowdはプロジェクトごとの工数を管理でき、Googleカレンダーとも連携できます。さらに、個人利用の場合無料なんです!ありがたい……
設定も非常にシンプルで、登録から利用まで1時間ほどで設定できました。Google clomeの拡張機能にもできるので、いちいちサービスページを開いて確認するという手間もありません。カレンダーにないタスクを記録するときには、拡張機能からTime Crowdにタスクを入力してスタートさせればリアルタイムに時間を計測してくれます。
まだ利用して数日なので、1か月使ったらまた使用感をレポートしたいと思います。