「この商品を使うとこんなことができますよ～」というのが広告。「この商品が生まれたきっかけは開発者の失敗でした」というのが広報。少し乱暴な表現ではありますが、広告と広報の違いはこうしたイメージです。
税理士事務所で広報をしていて、広告にも色々とチャレンジしました。そこでいつもモヤモヤするのは、「いい事務所ですよ！ご依頼ください！」のような広告らしい表現です。広告ではそれがセオリーですし、そうした手法も有効だと思います。でも、きっとお客さまはその広告だけでは依頼を決めないのです。（依頼内容にもよりますが……）
通常ご依頼に繋がるのは、広告をきっかけとして事務所を調べ、ホームページを見て、評判を読んでやっと見積りを依頼するといった流れだと思います。もし私がお客さまの立場だったらそうします。
そのときに効いてくるのが、広報です。所長先生のプロフィールやご経験、仕事や顧客への想いなどがしっかりと語られたホームページがあることで、広告の効果が出てきます。広告を出しても効果が無かったという方、今一度ホームページの内容について見直してみてください。
