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法曹を志したきっかけ

今回は私自身のお話をちょっとしたいと思います。興味のある方だけ見ていただければと思います……

高校2年生の春まで料理の道に進みたいと思っていました。専門学校のオープンキャンパスにも行って、シェフになる気でいたんです。それが、ディベートとの出会いで全く変わりました。

私が通っていた高校のきょうだい校に、ディベート部があり、その見学に誘われて行ったことがきっかけです。最初はどうせ口喧嘩でしょ。くらいに思っていたのですが、肯定派か否定派かはくじで決めるというルールに驚き、そこから見方が変わりました。

根拠のない主張ではなく、一つひとつ根拠を提示することや、相手の言い分の認めるべきところは認めるというスタンスに惹かれ、気が付けばどっぷりディベートにはまってしまったのです。そこから高校にディベート部をつくり(といっても、競技に出られる最低人数の部でしたが)、地区大会、全国大会まで勝ち上がります。全国大会では1回戦敗退でしたが、初心者チームがそこまで行けたのは我ながらよくやったんではないかと。

全国大会のディベート審査員の中には、法学部の教授や弁護士の方がいて、その方々と話しているうちに法曹を夢見るようになりました。単純に弱い者の助けになるというのがかっこよくて、そういう人になりたかったんです。法的根拠を探して適用するという部分も好きなことでした。

結果として、今は士業のみなさんのサポートをしたいという夢に変わりましたが、あのときディベートに夢中になって法曹をめざしたのはいい経験になったと思います。そんな私の青春をご紹介しました……

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この記事を書いた人

士業の集客や広報活動の支援を行う。
税理士法人での8年間の勤務で、強みや個性をもちながら、それをアピールできずにいる士業の方々が多いと実感。そんな士業の皆さまのお役に立ちたいと思っています。

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